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振動試験のご案内
No.19振動試験とは、電子部品、機器など製品の機能や性能、信頼性など品質を評価する試験です。輸送中また は使用時に受けるさまざまな振動をシミュレートして、振動に対して問題がないか確認することで、安全性、耐久 性など振動に対する影響を確認することができ、製品の設計などに役立てることができます。
■ 試験方法
振動試験は、可変周波数で行う振動試験と一定周波数で行 う振動試験とがあり、通常は可変周波数振動で試験を行いま す。また、包装貨物が流通過程で受ける、より実際の環境に近い ランダム振動による試験も実施可能です。試験は振動試験機 (図 1)の加振テーブルにサンプルを設置し、垂直・水平振動試
験またはランダム振動試験を行います。このとき振動試験における 周波数は、一定または可変のいずれかを選択します。
なお、振動試験は次の日本工業規格(JIS)で規定されて
います。 図1 振動試験機
表 振動試験機を用いるJIS(日本工業規格)
規格番号 規格名称
JIS Z 0200 包装貨物-評価試験方法通則
JIS Z 0232 包装貨物-振動試験方法
JIS E 4031 鉄道車両用品−振動及び衝撃試験方法
JIS C 60721-2-9 環境条件の分類-第2-9部︓自然環境の条件-測定した衝撃及び振動のデータに
よる環境条件の規定︓保管,輸送及び使用中の条件
■ 仕様
項 目 仕 様
形式(メーカ名) VS-3000/SA3M(IMV株式会社製)
加振力 正弦波︓29.4 kN ランダム波︓20.5 kN rms ショック波︓58.8 kN peak
最大加速度 980 m/s2
最大速度 1.5 m/s
最大変位 51 mmp-p
振動数範囲 5~2 500 Hz
最大搭載質量 500 kg
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■ 試験事例
梱包した状態で振動試験機に設置し、輸送を想定した耐震性を確認したときの状況(写真 1)及び耐震
マットの効果を気象庁が公表しているデータ(図 2)を基に試験条件を設定して耐震性を確認したときの様子
です(写真2)。
写真1梱包した貨物の振動試験風景 写真2耐震マットの耐震効果確認試験
(参考資料)気象庁ホームページ(震度と加速度)
図 2 周期及び加速度と震度(理論 値)との関係(均一な周期の振動が数 秒間継続した場合)